長編


作品の変遷


Joyleg
(1962, Ward Mooreと共作)

Mutiny in Space
(1964)

Masters of the Maze
(1965)

Rork!
(1965)

Rogue Dragon
(1965)

The Enemy of My Enemy
(1966)

The Kar-Chee Reign
(1966)

Clash of Star-Kings
(1966)

The Island Under the Earth
(1969)

The Phoenix and the Mirror
(1969)

Peregrine : Primus
(1971)

Ursus of Ultima Thule
(1973)

Peregrine : Secundus
(1981)

Vergil in Averno
(1987)

Marco Polo and the Sleeping Beauty
(1987, Grania Davisと共作)

The Boss in the Wall
(1998, Grania Davisと共作)

The Scarlet Fig; or, Slowly Through a Land of Stone
(2005)


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地底の島

The Island Under the Earth (1969)


 地上とはまったく異なる法則が支配し、伝説上の生物が徘徊する〈地底の島〉の不思議な物語。

 スタッグは自分の船を所有する船長で、有力商人タブナス・ローのもとへ海外の品々を運んでいる。ひさしぶりに陸に上がったスタッグ船長船長は、新たな航海を始まるため、驢馬に解体した船や機材を積んで、遠くの浜辺へと陸路を旅することになった。同行するのは甲板長と、遠い異国で捕まえてきた女。

 旅するうちに、スタッグ船長たちは子供を失って半狂乱になった母親と出会う。「あたしの子供がいなくなった! きっと六つ足どもにさらわれたんだ!」——この〈六つ足〉とは〈六肢族〉(Sixlimbed Folk)、つまりケンタウロスのこと。人間の手2本と馬の足4本があるから、六肢族というわけ。人間(四肢族)とケンタウロス(六肢族)は過去のいきさつから反目しあっているらしい。

 やがて、スタッグ船長たち一行にケンタウロスの一団が襲いかかってくる。スタッグ船長は槍で闘ったが、ケンタウロスの毒性を持つ返り血を浴びてしまう。驢馬と積み荷はケンタウロスに奪われる。

 スタッグ船長たち一行は、ローが倉庫として建てた石造りの家にたどり着く。その家の近くで、年老いて傷だらけになった瀕死のケンタウロスを発見する。
「ワインを……ワインをくれ……」とあえぐケンタウロスを哀れに思って、スタッグ船長はワインを飲ませてやる。
 一夜を明かしたスタッグ船長は、驢馬が奪われたことをタブナス・ローに知らせなければ、と考える。女と母親を家に残して、スタッグ船長と甲板長は出発するが、そこで驚くべきものを目のあたりにする。昨夜のケンタウロスが元気になって、森のなかに立っていたのだ……。

 たぶん傑作だと思うんですが、わたしには判断不能です。解説参照。


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